演奏会の裏側〜ステージが出来るまで
〜Back Stage〜
演奏会の裏側、舞台づくりをお見せします。オーケストラのコンサートですので、舞台上の装置はせいぜいひな段、指揮者台、椅子、譜面台、音響板(反射板)ぐらいといたってシンプルです。舞台づくりのことを「仕込み」いいます。仕込が始まると舞台上にはしばしば専門用語(業界用語)が飛び交います。
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まずひな段を組みます。 まず何もないステージにひな段を組みます。ステージの広さやオーケストラの大きさにもよりますが、MAF管弦楽団定期公演の場合通常4段のひな段を仕込みます。下から2段が木管楽器、3段目が金管楽器、最上段が打楽器です。 |
ひな段完成 ひな壇が完成すると、次に音響板のセットに入ります。音響板とはステージを取り囲む壁や天井のことで、反響板、反射板とも呼びます。 |
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指揮者台、椅子を並べます。 ひな段が組みあがると、指揮者台、椅子を並べます。 |
ティンパニの搬入開始 大型の打楽器などは、音響板を組み上げる前に搬入します。 |
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続いてハープを搬入 この日の公演ではハープを使うので、ハープもステージが組み上がる前に搬入します。 |
仕込み終了 音響板をセットして舞台装置のセッティングは終了。その後、明かり(照明)と録音マイクの調整を行い仕込み終了となります。 |
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