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"MAF"の名前の由来であり、MAF管弦楽団の活動拠点となっている舞鶴市、綾部市、福知山市。 |
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舞鶴市:赤レンガ倉庫群その1 舞鶴は古くから軍港として開けた港町です。終戦直後も引き揚げの港として全国的に有名です。軍港として栄えた当時、武器、弾薬庫として使われた赤レンガ倉庫群は貴重な文化遺産です。今もその威容を誇り、舞鶴の顔といえます。 |
舞鶴市:赤レンガ倉庫群その2 赤レンガ倉庫の抜群の雰囲気の中、夏になると毎年国内外の有名アーティストを招いて、赤煉瓦Jazz祭が開かれます。もう長い歴史を持っており、これまでに山下洋輔(pf)や日野晧正(tp)なども出演した有名なジャズフェスティバルです。港町にはジャズがお似合いですね。神戸も横浜も・・・そういえばジャズ発祥の地ニューオーリンズも港町ですね。 |
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舞鶴市:赤レンガ倉庫群その3 |
舞鶴市:市政記念館 赤レンガ倉庫のうち舞鶴市役所に隣接する1棟は舞鶴市政記念館として整備されています。ここの2階に赤レンガジャズミュージアムがあります。 |
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舞鶴市:赤レンガジャズミュージアム 日本のジャズに関する資料、往年の名プレイヤーが使用していた楽器やレコード、楽譜などが展示されています。 |
舞鶴市:海上自衛隊舞鶴音楽隊 舞鶴・音楽と言えばなんと言ってもこのバンドです。古くから舞鶴の音楽文化の旗手的役割を果たしてきました。舞鶴地方隊は守備範囲が広いので音楽隊もいつも舞鶴にいるわけではありませんが、年3回舞鶴と綾部でコンサートを開いています。いつも満席の超人気コンサートです。 |
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舞鶴市:海上自衛隊舞鶴音楽隊その2 |
綾部市:スタインベルク・ベルリン 京都府立綾部高等学校が所蔵する貴重なピアノです。昭和4年に同窓会から寄贈されたもので、現在日本国内で現存が確認されているのはこのピアノを含めわずかに5台。綾部高校のスタインベルクは数年前に大規模な修復を行い、今もなお現役で音楽の授業などに活用されています。 ※スタインベルク・ベルリン |
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綾部市:スタインベルク・ベルリン 昭和初期の頃のドイツを代表する優れたピアノで、作曲家の山田耕作氏も愛用していました。(山田耕作愛用の楽器はアップライトピアノで、現在東大病院が所蔵) |
綾部市:修復前のスタインベルク・ベルリン 70年の歳月が経ち、使われなくなっていたピアノですが、同窓会の手によって再び輝きを取り戻しました。 |
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綾部市:あやべ彫刻回廊その1 綾部市にはあやべ彫刻回廊といって、箱根彫刻の森美術館の協力などにより、市内各所に28作品の大型彫刻が展示されています。その中には、音楽を感じる作品があります。 ●あやべ彫刻回廊についてはこちら |
綾部市:あやべ彫刻回廊その2 「アルパー」とはスペイン語のArpa(アルパ)つまりハープを指していると思います。ブロンズの人物の後ろに立っているのはハープなのでしょう。ストレートに音楽を感じさせる作品。JR綾部駅南口にある駅南広場公園にあります。 |
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綾部市:あやべ彫刻回廊その3 この作品は、市街地を見下ろす藤山の山頂に設置されています。上部のボックス内には、「平和のメロディ」と題された音楽を鳴らす装置が仕込まれており、朝夕の決まった時間になると市街地にこのメロディが響き渡ります。この曲は作曲家三枝成章氏によるオリジナル。 |
綾部市:「ふるさとはあやべ」管弦楽版初演 なお、三枝氏は市制施行50周年に、再び綾部市のために「ふるさとはあやべ」という合唱曲を作曲。初演は三枝氏自身の指揮により中丹文化会館で行われました。初演の後、三枝氏の手により管弦楽版が作曲されこれの初演はMAF管弦楽団が行いました。 |
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綾部市:あやべ彫刻回廊その4 この作品は、市街地から少しはなれた郊外にある綾部市住宅・工業団地(あやべ桜が丘)の工業団地側のエントランスに設置されています。作品の題名からは何となく音楽を連想させますが、実際の作品から音楽を感じることが出来るかどうかは人それぞれかもしれません。そもそも、芸術作品から何を感じるかなんて決め付けること自体ナンセンスですね。 |
福知山市:「戦友」石碑 「此処は阿国を何百里」と始まる戦友の詩を書いた真下飛泉は福知山市大江町の出身です。飛泉公園として整備された中に、戦友の石碑、歌碑、飛泉の記念碑が建てられています。 |
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福知山市:真下飛泉記念碑 「戦友」は軍歌に分類されることが多いようですが、飛泉自身は軍歌とは一線を画するという意思を持って戦時歌謡と呼んでいたようです。事実、戦意の高揚を目的とする軍歌とは異なり、この詩は異国の地に散った友へ思いを馳せる、あるいは鎮魂の歌という内容になっています。飛泉がこの詩を作る前年に、与謝野晶子の「君死にたまふことなかれ」が作られています。なんとなく共通の思いを感じさせます。 |